呉市の最高峰、灰ケ峰(七三七メートル)と休山(五〇一メートル)を踏破する「呉灰ケ峰・休山縦走大会」(中国新聞社後援)が十七日、あった。呉市と周辺市町からの参加者は、散りゆく桜の花や新緑のシャワーを浴びながら、心地良い汗を流した。
市営プール前を出発した五十二人は市街地や山並みを眺めながら山道を上り下りし、約二十五キロ先の国民宿舎音戸ロッジ前にゴール。約二時間半で駆け抜けて優勝した呉市押込西平町、会社員礒本和典さん(40)は「桜がきれいで、とても気持ち良かった」と息を弾ませていた。
思い思いのペースで歩いた三十三人は、野鳥のさえずりや山野草を楽しみながら五、六時間でゴールした。休山だけのコース(約十五キロ)もあり、六十九人が参加した。
【写真説明】灰ケ峰山頂を目指して山道を上る参加者。左手は休山
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